名もない神社の境内の片隅で目撃したエッチ
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私は写真が趣味で、奈良の寺社等を暇を見つけては撮影に出かけていました。
その撮影対象は、有名な寺社から次第に歴史的建造物はないけれど、神話や伝説の残る寺社へと興味は広がっていきました。
そして、ある秋にふとしたことから知った伝説を追い求めて、紀伊半島の奈良県から和歌山県の山深いエリアに2泊3日の旅に出かけたことがあります。
まだ若かったこともあり、バスを乗り継ぎ、そこから何キロも歩いて目的の神社や寺院を訪れ、伝説や神話が形成された土地がどんなところなのかを確認し、地元の人に伝説や逸話を尋ねるといった旅でした。
そんな旅で鄙びた村のある神社を訪れている際に、境内の片隅で40歳前後の男女のエッチを目撃していまったのです。
神社の本殿を撮影し、境内をぶらつき、何か歴史的な碑などないかと探している時に、40歳前後の女性が神社の境内に入って来て、それを追うようにして同じ年恰好の男性が、入って来ました。
二人は私の存在には気づいていないようで、本殿前でお参りするでもなく、すぐに本殿の後ろに消えて行ったのです。
何か不思議な感じを受け、私は植え込みの陰に隠れて、様子を伺っていました。
本当なら、すぐに神社を離れたかったのですが、神社から出る際には、本殿の裏に居る二人から見える所を通る必要があり、何となく出ることができなかったのです。
植え込みに隠れて様子を見ていると、女性の方が男性を引き寄せて抱きしめ、キスを繰り返したのです。
恋愛中の男女にしては年齢が少し高く、もしかしたら不倫かもといった想いが脳裏をよぎりました。
そんなことを妄想していると、二人の行為はエスカレートし、男性が女性のスカートの中に手を入れ、また女性は男性の下腹部の前を握りしめたのです。
私は無意識に唾を飲みこみ、二人の行為にくぎ付けになっていました。
やがて男性は女性のスカートをたぐしあげ、パンティーを足首まで下げ、女性の割れ目をまさぐり始めたのです。
それと同時に、男性はスボンとパンツを下ろしたのです。
神社の裏の壁にもたれるように立つ女性は、男性の愛撫に呼応するように喘ぎ声を上げ始めました。
少し離れているので、呟くような声は聞こえませんが、時々
「ああ~」
や
「もっと~」
と大きな声を上げているのが聞き取れました。
暫くすると、女性は男性の前にひざまずき、男性のモノを握り、フェラを始めたのです。
男性は快楽からか、時々よろけるように身体を動かし、爆発をこらえているように見えました。
そしてフェラを終えた女性が立ち上がると、今度は神社の壁に両手を付き、お尻を突き出したのです。
そして男性がもたついていると、お尻を振りながら
「いれて~早く!」
と大きな声で催促する声が聞こえました。
男性はゆっくりとバックから突きたて、おもむろにピストンを始めました。
男性の多くがする様に、ゆっくりと深くピストンを繰り返し、その速度を次第に早めて来ました。
女性は
「あああ、あああ、いい~、もっと~」
と戸外であることを気にする様子もなく、本能のままに喘ぎ声を上げ続けました。
いつしか、二人のエッチをのぞきていた私のアソコも痛い程、勃起していました。
激しい喘ぎ声をあげて暫くすると、二人は同時に果てたようです。
二人はゆっくりと身づくろいを直し、最後に抱き合ってディープキスを交わしていました。
すると、神社の境内で遊ぼうとする子供達の声が近づいて来ました。
40前後の男女二人は、身体を離し、何事もなかったように子供が神社に入ってくるタイミングで出て行きました。
鳥居を出ると、二人は反対方向に足早に歩いて行くのが見えました。
なり行きで、覗く結果になってしまったのですが、何となく自分が悪いことをしたような負い目の気持と、初めて他人のエッチを昼間の戸外で見てしまった興奮から、恐らく顔が赤らんでいるであろうと思えるほど、上気した気分で神社を離れました。
この旅では、そのエッチの目撃が頭から離れず、歴史探索も上の空となってしまいました。
本当に希な体験でした。